昨今、空き巣や押し込み強盗など物騒な事件が世間を騒がせております。
窓に防犯フィルムを貼ることは泥棒の侵入を防ぐ方法の一つです。 窓ガラス自体の交換が必要なく、比較的手軽な防犯対策といえるでしょう。
この記事では、防犯フィルムの効果やメリット・注意点などを詳しく解説します。防犯フィルムの導入を検討している方は、ぜひチェックしてください。
防犯フィルムにはどんな効果がある?2つの効果を解説
まずは防犯フィルムの効果を確認しておきましょう。ここでは、窓ガラスに防犯フィルムを貼ることで得られる2つの効果を解説します。
1泥棒の主な侵入経路「窓」の防犯性を高められる
泥棒や空き巣が住宅に侵入するとき、一番狙われやすいのは窓です。警察庁によると、令和3年に発生した一戸建住宅の空き巣被害のうち、窓から侵入された割合は51.6%、玄関などの出入口から侵入された割合は19.8%でした。[注] 玄関ドアのピッキング対策をしたり、ツーロックにしたりする家庭も増えたことから、より侵入しやすい窓が狙われているのです。
また、空き巣が一戸建住宅に侵入する際の手段別割合は、以下のとおりです。
- ・無締り:55.6%
- ・ガラス割り:26.7%
- ・施錠開け:2.9%
- ・ドア錠破り:1.4%
- ・戸外し:0.4%
- ・その他:5.3%
- ・不明:5.4%
- [注]
しっかりと鍵をかけていても、通常のガラスであれば簡単に割られ、手を入れてクレセント(窓ガラスの鍵部分)を外されてしまいます。泥棒の侵入経路は「無締り」に続き、ガラスを割って侵入するケースが多いですが、防犯フィルムを貼っておけば窓の防犯性能は大幅にアップします。種類によっては金属バットで叩いてもガラスが割れないほどの性能をもつフィルムもあります。
[注]警察庁 住まいる防犯110番 「手口で見る侵入犯罪の脅威」
2ガラスを割るときに泥棒が嫌がる「音」がでる
防犯フィルムが貼ってある窓は、金属バットなどを使用しても何度か強打しないと破ることができません。泥棒は人に注目される可能性のある強打に伴う大きな音を嫌う傾向にあるので、結果として侵入を諦めやすくなります。
また、侵入に時間がかかるのも泥棒が嫌がる要素のひとつです。警察庁のデータでは、侵入に5分以上かかると約7割の泥棒が犯行を諦めると言われています。[注3]これらの理由から防犯フィルムでの対策は非常に効果的であると言えます。
[注3]警察庁 住まいる防犯110番「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」
窓に防犯フィルムを貼ることの3つのメリット
防犯フィルムには、さまざまなメリットがあります。順番に詳しく見ていきましょう。
1手軽に防犯対策ができる
防犯対策として、防犯カメラを設置することや防犯性の高いガラスに交換することなどが挙げられますが、どうしても費用と手間がかかります。防犯フィルムであれば現状の窓ガラスに貼るだけなので、比較的手軽に防犯対策ができます。
2ガラスの飛散による二次被害を防げる
窓に防犯フィルムを貼っておけば、地震などの災害でガラスが割れた場合でも飛散を防げます。ガラスを踏んで怪我をするという二次被害を防げることも、メリットといえるでしょう。
3普段の生活に役立つ機能もある
防犯フィルムには、さまざまな種類があり、不透明で室内の目隠しになるタイプ、虫除け機能があるタイプ、UVカット機能があるタイプなど、普段の生活に役立つものもあります。
このように防犯フィルムはご自身を含め、大切な家族や身内、大切なものを守るために手軽に行える有効な手段です。
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